「日本を幸せ大国に!」を合言葉に教育を変えたいと活動する認定講師の佐野浩一です。

私は、2年前から「人間関係」をテーマにセミナーを定期開催しています。たくさんの方が参加されています。その多くは職場の人間関係の悩みです。中には、転職を考えている人や休職している方もこられました。

私が人間関係のテーマでセミナーをしようと思ったのは、以前にも述べていますが、20代の鬱で引きこもった経験や弟の精神障碍者にまでなってしまったことによる解決策を提案していきたいという思いがありました。さらに、あるあるサイトを見て「なんてことだ!」多くの企業が間違っている。と知ってからセミナーを開始しました。

そのサイトとは、一般社団法人日本経営協会のサイトで2017年4月に、「組織のストレスマネジメント実態調査」を実施した結果を発表していました。

「メンタルヘルス不調者を生む要因とその対策に不整合」というタイトルが目に飛び込んできました。この調査は5年前と比較したメンタルヘルス不調による長期休業者数と退職者数の割合です。長期休業者数は26.0%増加、9.3%減少、退職者は17.8%増加、7.3%が減少

労働基準法や安全衛生法などの法整備が進み企業もその取り組みをしているのにも関わらず。さらに読み進めていくと、メンタルヘルス不調者がとなる主な要因(複数回答可)では、

1位 職場の人間関係 64.3%

2位 本人の性格 43.7%

3位 上司との相性 40.0%

そして、国も企業も一番対策している長時間労働は、23.9%の6位と低かったのです。原因に対する対策が合っていない・・・。私が考察するに、報道やメディアで長時間労働ばかり取り上げられているため勘違いを起こしていると思っています。そのため企業内での人間関係を改善するための取り組みは、思ったほど進んでいないのが現状です。

誰もわからないのです。なぜなら、人間関係に関する教育が学校も社会人にもほとんどないからです。しかし、職場の人間関係が良くなっていけば、仕事の生産性も高まり、労働時間も必然的に減ってくるのです。

そのためにも、幼児教育から始まり学校教育や社会人教育に「氣質」を取り入れたいという想いでセミナー活動や氣質診断の普及をしています。

ここで、セミナーに参加し、氣質診断を受けた30代女性の事例をあげます。

彼女は某企業の総務部門を担当していました。上司からは、自分から現場部門に働きかけるように言われ続けて、それが苦痛の様に感じていました。

氣質診断した結果、彼女は「土」の陽、「山」タイプです。彼女にアドバイスしたことは、山が動いたらどうなりますか?と問い変えたら「大変なことになります!」。そう、山は動かなくていい。むしろ、あの山に登りたいと思える自分磨きをしてください。そして、あなたのところに来た従業員に手厚く対応してください。そうすれば向こうからどんどん来ますから。

彼女は笑顔になって、その方が楽です!楽しいです!そうします!氣質診断受けてよかったです!とお帰りになりました。

土は「来るもの拒まず去るもの追わず」という傾向が強いです。適材適所、業務の進め方などを知るヒントとなる「氣質」を様々な企業の研修に取り入れたいと思っています。

人間関係のセミナーは毎月大阪で開催しています!

職場の人間関係の悩みを自己成長の喜びに変える心理学セミナーのサイトです。

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