~なぜ、日本の教育を変えたいと思ったのか?~ 

「日本を幸せ大国に!」を合言葉に教育を変えたいと活動する認定講師の佐野浩一です。

スターウォーズのエピソード1をご存知の方もおられると思いますが、ストーリーは、銀河共和国に混乱が訪れようとしていたことから、元老院議長は2人のジェダイを秘密裏に送り込むことから始まります。

どんなことも、違和感あれば変えたいと思う意志が働きます。 

私が、なぜ?教育を変えたいと思ったのか。今日はそのことについて述べたいと思います。

私は過去、上場企業の人事部門を8年務めていた時期があります。800人以上の学生面談や新人教育も担当していました。その際に感じていたことは、自立性・自走性が弱いということです。

大学のキャリアセンターにも足を運び、キャリアセンターの方の言葉に愕然としました。

「学生は優秀です。でも、隣どうしでメールするくらいコミュニケーション能力が低いので、企業で教育をしてください。」某国立大学のキャリアセンターの方です。

学校では、社会で一番重要なテーマ「コミュニケーション」を学ぶ環境が無いのか!

言葉がでませんでした。

しかし、企業側は、コミュニケーション能力で採用を判断します。

学校の教育と社会の求めるものとの大きな乖離を感じました。だから、自立性・自走性が低く、さらに指示待ちが多いのか?その結果、仕事を楽しんでいないと感じる子が多いのです。

「この子たちは、どこに行けばいいのだろう?」

その時に「教育を変えたい」という気持ちが芽生え始めました。

しかし、根本的なことがわからないと教育を変えるための教育理論が出来上がらない。そのヒントが弟にありました。

私には3つ年下の弟がいます。彼は国立大学の大学院まで進学し、大手企業の研究員として推薦入社しました。エリートコースです。順調に研究の仕事を進めていましたが、2年後人間関係により「うつ」となり、さらに悪化して精神障害2級となり、20代後半から現在50歳まで働けない体になってしまいました。これからも続きます。

なぜ?このようなことになったのだろう。人間関係によって人生が破壊されてしまった。しかし、人生の成功を収めている人は「人間関係」によるものです。この違いを追求しました。

弟と話している内に、出てきた言葉「生きる目標が無かったように思う」

そうか!と思いました。私も20代就職後「うつ」で2年間引きこもった時にも感じていた感覚でした。

人間関係の問題は、直接的な要因かもしれないけど、本質的な要因は「生きる目的」が無いこと。つまり、人生の設計図を描くことを知らないまま、社会人になり、親、他人、あるいは世間が言葉にする生き方をなぞり、自分で描がいたものではないから、ちょっとしたことや、他人の目を氣にするようになり、人間関係に悩み、苦しみ、そして、心の病みにつながっていくのだと、氣付きました。

現在の学校教育は、ほとんどが知識教育です。個々の人生の目的・目標の設計図を描く学びは、ほとんどありません。セミナーを通してそのことに確信を持った時に、人生の設計図と計画を描くための「目標達成プログラム」を学びながら作りあげ、氣育塾として学びの場を立ち上げました。

個人個人の特性を知り、その個性に合った目標達成プログラムです。さらに、特性を知るための、診断ツールを模索し、いろいろ試しました。これが自分!と思えるもの。しかし、ほとんどが、その時の感情やこれまでの思考が邪魔してしまうものもあり、個人の特性を知るところで、頓挫していました。

そんなある日、出会ったのが「氣質診断」でした。すでに100人以上は氣質診断をしています。ほとんどの方がこうおっしゃいました「自分の人生に無理をしている。生きる目標がなかった」。

これだ!これが求めていた個人の特性を知る診断だ!と確信し、目標設計する前の氣質診断を行っています。

家づくりで例えると、基礎の部分が個人の特性である「氣質」、土台が「教育」。

基礎と土台がズレたら、ちょっとしたことで崩れてしまいます。そんな方が多いと感じました。基礎と土台がしっかり合った教育と、一人ひとりの人生という家づくりの設計がこれから必要な教育だと思っています。

さらに氣質診断のベースとなっている陰陽五行の思想・哲学を理解し、人生の目標を設計するプログラムに取り入れました。その結果、塾生の成長率が一氣に加速し始めました。

これが色々模索して進化している内面を育む「氣質共育論」です。

これからは、この氣質共育理論を教育界に普及する段階に入っていきます。

氣育塾のご案内は下記をご参照してください!

https://www.kairoslife.jp/school1