毎週第一月曜日は、氣質診断の祖である松岡紫鳳による勉強会が開催されています。2020年９月７日２１時からの勉強会のテーマはドラえもん。次回は解答編に続きます。お楽しみに。
https://dora-world.com/（公式サイトはこちら）
生年月日がわかるのはドラえもんとドラミちゃん
国民的人気アニメ、ドラえもん。知らない人はいないのではないでしょうか。海外の方にも人気があります。海外の観光地などで、いわゆるバッタもん（偽物、コピー商品）も多く見受けられることからも人気の程が伺えますよね。
ドラえもんのキャラクターのうち、生年月日がわかるのは二人。２匹？二体？ドラえもんとドラミちゃんだけです。この二人は、いわゆる氣質診断が可能です。
それ以外のキャラクターは、勉強会を通じて推測をしていこうと思っています。実際の現場でも、氣質診断士は「この人基本氣質なんだろう？」こんな視点でお客様を見ています。生年月日を教えてもらうことで診断結果を手に入れることは可能ですし、生年月日の分からない相手の場合も推測をすることは診断力アップに役立ちます。ずばり見事ビンゴ！の時は、気分がいいですし自信にも繋がりますよね。
アプローチの第一歩は基本氣質
まずキャラクターごとに基本氣質を推測していきましょう。基本氣質はいんようごぎょう思想に基づき１０個。木火土金水✖️陰陽ですね。
大木、草花、太陽、キャンドル、山、畑、剣、宝石、海、川
この１０個のうち、どれかなと推測することがスタートです。アニメの人気キャラということで、様々なシーンや印象をここに抱いていることと思います。それを基本氣質との整合性を探っていきます。ま、簡単にいうとどの基本氣質がぴったりかなってことですね。
野比のび太くん コミックで見せるドジな一面もあるものの、映画編となると勇気あふれる少年。
源静香ちゃん 優しい思いやりのある女の子。将来はのび太くんのお嫁さんになりますよね。
剛田武くん 俺様キャラなジャイアンも、家を手伝う孝行息子の一面や妹想いのお兄ちゃんですよね。
骨川スネ夫 ザ・お金持ちファミリーのスネ夫くん。ジャイアンに媚を売る様子からどう推測するか。
他にも、野比ファミリーのパパは？ママは？と推測の範囲を広げていくと楽しいと思います。担任の先生はどうだろう？スネ夫の家のパパは？などなど答えはないのですが、基本氣質の理解につながる勉強になりますね。
レベルが上の氣質診断士にはこのような考察もおすすめ
基本氣質を探るだけでも、勉強になります。生年月日から基本氣質を統計学的にアプローチするのが氣質診断ですが、与えられた情報から基本氣質を推測することで自分の理解度を図ることが可能になります。また勉強会では、グループディスカッションを行いますので他の氣質から見た基本氣質の理解にも繋がります。
ここは少し補足しましょう。例えば口うるさいストーカータイプの恋人がいたとします。規律を重んじる木の氣質からすると、口うるさい部分の筋や理屈が合意できれば「筋の通った人」という評価をすることが可能です。また情を重んじる火の氣質は彼あるいは彼女の行動に愛を感じ取ることができれば「愛情の深い人」と取るかもしれません。合理的な土にとっては、彼あるいは彼女の行動にメリットを感じることができれば良い評価を下すかもしれません。束縛を好まない金にとっては、単にうざい、鬱陶しい存在となってしまうかもしれません。自分のペースを大事にする自由人の海にとっては、自分の意見を押し付ける、苦手な存在になるかもしれません。
上記の表記から、基本氣質をどう分析するかですが下記に推測してみました。
木の人が、相手の筋の通った面を評価して自分と同じ木の人と分析。
火の人は、愛情の深さを評価し自分と同じ火の人と分析。
土の人は、相手のコントロール癖を土の特質と感じ、同じく土の人と分析。
金の人にとっては、愛情の押し付けと感じれは火の人と捉え、自分をコントロールするところを感じれば土と分析する。
水の人にとっては、自分の意見を押し付けるちょっと苦手な相手ということで相剋の土と感じる。
分析する対象だけでなく、分析をする主体である氣質診断士の基本氣質も重要だということを理解しておきましょう。面白いですよね。
また、ドラえもんの分析に関してはアニメ化がもうすぐ５０年という超人気シリーズということから、上記のキャラクター（ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫）の五人の組織分析も面白いと思います。もちろん、各コンビの分析もいいですよね。ドラえもんとのび太、将来のカップルであるのび太としずかちゃん、いじめっ子コンビのジャイアントスネ夫など。
基本氣質以外にも、6つの星のバランスの考察も面白いと思います。のび太は８月７日生まれ、剛田武ことジャイアンは６月１５日生まれ、ここから6つの星の一つは分析可能ですよね。
次回は解答編です。お楽しみに。