VITACE代表の松岡紫鳳です。
氣質は東洋の陰陽五行思想がベースです。今日は暦から見た年の傾向をお話します。
氣質は占いではありませんので、この意味も2019年を予測して当たる当たらないではないことを理解してお読み下さい。

2018年は戊戌、ここに平成が加わり「土の三重ね」の1年です。
土の成長させる力、腐敗させる力、両極端の力が拮抗した年となりました。天災も多く土が動く年でしたね。
引き続き、2019年も土の年です。また亥は季節は冬を意味し、植物が地中で芽吹きを待つ状態です。
土の年にこの亥が巡って来る意味もしっかり感じ取りましょう。

来年は己=土、亥=水、相剋の年ですね。もちろんどちらも陰である点にも注目し、相剋の悪い面よりも堰き止められる水の方に注目しましょう。陰の土の堰ですから、そんなに大きなものではありません。
戊戌よりは緩やかな事象の多い年になるのです。逆にいうと2020年庚子のインパクトは最大です。
日本ではオリンピックも行われますが、それだけでなく様々な局面で大きな流れが一刀両断される年です。
経済格差かも情報格差かもしれませんし、過去の常識が決定的に非常識になっていく年かもしれません。
そこへ向かっていく2019年なのです。陰の年ですが意味は大きいでしょう。
庚=剣の年に、子という始まりを表す十二支が巡ってくるわけですね。その一つ手前の年が2019年です。

変化の前兆です。すでにある変化の兆しが明確になります。変化を恐れる者にとっては最悪の年に。
変化を楽しむ者にとっては最高の年になることでしょう。
バッドスパイラルとグッドスパイラルの両極端です。まさに土の繁栄か腐敗か。

また家族や仲間といった自分が安心できる場所も重要になってきます。
家族の形も変化の時を迎えていますが、自分にとって大切な仲間がいるかどうか、ここも重要な鍵です。
変化の渦の中で孤独でいないこと。強い人なら大丈夫。飲まれることなく進めるので。
そうでない人は、強い芯、軸を持った人と一緒にいることが重要です。

平成の終わる年でもあります。御代がわりの大きなうねりも感じられるでしょう。
変化の時こそ、五行のバランスを整えベストコンディションで臨むこと。これも大事です。
万全の体制で変化を楽しむ人であって欲しいと思います。