「氣質とは何?(2)」ケイキャリアパートナーズ様連載コラム

氣質には大きく分けると、陰の氣質=サポーター・フォロワーの氣質、陽の氣質=リーダーの氣質があります。上司と部下の関係において、上司=陽の氣質、部下=陰の氣質というケースももちろんあるでしょうが、逆の場合もあります。また陽の氣質同士ですとぶつかり合いが生じ、陰の氣質同士ですと大きな物事が決まりにくい、進みにくいという傾向があります。ただし実際の社会ではそれでは業務に支障がありますので、用の氣質同士が組めばどちらかが「仮の陰」を演じ、陰の氣質同士ですと同じくどちらかが「仮の陽」を演じ、業務を遂行することとなります。リーダーシップという観点からは、陰の氣質のリーダーがリーダーシップが取れないというわけではなく、陰ならではのフォロワー、サポーターのように周りを巻き込んでいく、包み込んでいく、そのようなリーダーシップの形を取る傾向が強くなります。決して、陰の氣質だとリーダーになれないとは考えないでくださいね。

 これは夫婦関係にも当てはまります。氣質は職場の人間関係だけでなく、家庭や友人関係にもすぐ応用できることで、より身近に感じて頂けるツールだと私たちは考えています。次回は五行それぞれの傾向をお伝えしますね。